こんにちは、気が付けばミニトマト栽培歴5年以上のいちごババロアです。

 

ミニトマトって、じつは魅力的な野菜です。

初心者さんでも、毎年育てている人にも♪

栽培してもほんとにたくさん収穫できるんです。

 

そして、とにかくミニトマトは種類が豊富です。

 

なので、毎年春になると、ミニトマトのどの種類を育てようか、迷いに迷うくらいです。

というのも、広い畑でたくさんの野菜が育てられる環境ならばいいのですが、

広さに限りがある庭やプランター栽培では、数株しか育てられないのが現実です。

でも、毎年選ぶのが楽しみがあるんですよね。

 

私も色々な野菜を栽培したのですが、ミニトマトは簡単です。

大きなトマトは、ひとつしかできなかったこともあるので難しいかなと思うのですが、

ミニトマトはほとんど知識も経験もない最初の頃から上手に出来ました。

 

そこで今回は、私が実践しているミニトマトのプランターでの育て方について、

ご紹介させていただきますね。

これをご覧になれば、初心者の方でもミニトマトが簡単に育てられますよ!

 

 

 

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まずは道具を用意しよう!

 

道具を用意していきましょう ^^

ホームセンターや園芸店、百均で揃えられます。

 

・野菜用の深いプランターや鉢

・花と野菜の土

・鉢底石

・トマト用の化成肥料

・支柱

・園芸用の網

・スコップ、ジョウロ

 

ベランダに置く場合、日当たりと風通しの良い場所を片付けておきましょう。

特に注意したいのは、エアコンの室外機の熱風です。

せっかくプランターに植えた苗が枯れちゃった、なんで?と思ったら

熱風が当たっていたということになりかねません。

 

 

ミニトマトの苗を選ぼう。

トマトの種類は多くて、世界中で8000種類あり、日本でも120種類あるそうです。

実際にホームセンターや園芸店で売っている苗の種類はそれほど多くないですが、

それでも、他の野菜よりも群を抜いて豊富です。

甘くておいしいフルーツトマト、ソースにしたり調理した方がおいしいイタリアントマト、

昔ながらの味のトマト、

トマトや野菜ジュースを作っている会社が売り出しているブランドものトマト、

そして、可愛いハート型になるトマト、黄色いトマト、黒いトマトなど、色違いのトマトもあるので、本当に目移りします。

お値段も色々。

安いのは種を蒔いて出ただけの実生苗で、少々お高いのは、接ぎ木苗です。

 

接ぎ木苗は、丈夫な土台の苗に育てる品種の苗を、一本一本手で継いであるという、職人技で作られた苗です。

病気や連作にも強く、NHK趣味の園芸「やさいの時間」でおなじみの藤田先生もおすすめです。

 

食品会社のブランド物の苗は接ぎ木苗ではありませんが、けっこう丈夫でおいしいです。

苗の値段は、高いと言っても400円前後ですね。

上手に育てれば、ひとつのプランターで2株育てるとして、

100個くらいは余裕で収穫できます。

こういう情報を頭に入れて、自分の好きなトマトの苗を買ってくると

育てている時間も、ワクワクして取り組めますよ!

 

 

☆丈夫な苗の条件とは

茎が太くて、葉っぱが青々として、双葉が残っている苗

(双葉が残っているのは、管理が良い証拠だそうです)

 

そしてつぼみが付いているか、

花が咲いている苗がおすすめです。

 

もし、丈夫そうだけど、まだ小さくてつぼみが付いていない苗ならば、買ってきてすぐに植えず、

ビニールポットのまま、つぼみが付くまで育てます。

 

あまり小さいうちに定植すると、つるぼけと言って、葉っぱばかり繁って花が咲かなくなるんです。

つぼみが付いたら、用意したプランターに植えましょう。

これが重要な苗選びのポイントになります。

 

丈夫な苗を買ったら、次の作業していきましょう!

 

プランターの底に鉢底石を敷き、花と野菜の土を入れておきます。

ここで注意したいことは、ひとつのプランターに、ミニトマトの苗2つですね。

 

ミニトマトをプランターで育てよう

プランターに苗を植えたら、仮の支柱を立てて支えます。

そして水をたっぷりあげましょう

水やりは表面の土が乾いてからです。

真夏などは、朝早くか夕方が水やりタイムです。

心配になるかもしれませんが、日中のカンカン照りのときに水をあげるのはNGです。

土の温度が高いために、水がすぐにお湯になって根が傷んで枯れることがあります。

 

 

そして2週間に一度、トマト用の化成肥料を大さじ1杯程度、根元に与えます。

花が咲いたら、雌しべに花粉が付く手伝いをします。

ササッと、筆や手でやってしまいましょう。

この最初の花に必ず実が出来るというのがポイントです。

最初に実が出来れば、後はどんどん実ってくれますよ!

 

ミニトマトの芽かき!

 

ミニトマトの葉っぱと茎の間から、脇芽が出てきます。

これが主枝の栄養を奪うので、

脇芽が出ると切る、これが芽かきです。

 

芽かきをしないでおくと、葉っぱが繁ってわさわさになるんです。

 

日当たりも風通しも悪くなって病害虫の元になってしまいます。   

せっかくおいしいトマトができるのに、もったいないです!!

 

芽かきは忘れずに行いましょう♪

 

そして、主枝が伸びて大きくなってきたら園芸用の網か支柱に誘引して、支えてあげましょう。

水やりもわすれないように ^^

 

収穫しよう!

 

7月頃になると、下の方の実が次々と赤くなってきますので、朝早く収穫します。

トマトの栄養素、リコピンがたくさんとれる完熟トマトが毎日いただける、最高の日々がやってきました!

夜の間にトマトの養分が実に集中するので、朝採りが最高においしいです。

完熟トマトですので、そのまま食べてもおいしいし、

お友達にあげたりなんかしても味が濃いと必ず喜ばれます。

余れば冷凍保存も出来ます。

 

知っておきたい、ミニトマトの天敵は?

 

ミニトマトは、丈夫な苗を買ってきて、日当たりと風通しの良いところで育てると、ほとんど病気は心配ありません。

が、新芽にアブラムシがいたりするので、見つけ次第捕殺しましょう。

葉っぱに白いカビが生える、うどんこ病などにかかることもありますが、早期発見で葉っぱを取り除けば大丈夫です。

無農薬でいけます。

 

 

トマトのプランターの育て方まとめ

 

 

今回はミニトマトをプランターで育てる方法の大切なポイントについてお話ししました。

・丈夫な苗を買ってくる

・最初の花を咲かせて実を付ける

・芽かきと誘引

・日当たりと風通しの良い場所に置く

・適度な水やりと2週間に一度の追肥

 

これがすべてです。

愛情をもって毎日様子を見て話しかける、というのもぜひ実践していただきたいです。

新しい家族が出来たみたいな気持ちで世話をすると、ちゃんとたくさんの実を付けてくれます。

この夏はミニトマトちゃんのおかげで、毎日ワクワク楽しいガーデニング生活が待っていますよ!

 

 

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