こんにちは!

アロマテラピーオタクのHikari と申します。

 

 

突然ですが、皆さんはアロマオイルを使ったことがありますか?

 

きっとこの記事を見てくれている方は、すでにアロマをある程度知っていてさらなる知識を得ようとしている方、もしくはこれからアロマを始めてみようかなと考えている方が多いのではないでしょうか(*^_^*)

 

もちろんこの記事を書く私自身もアロマの大ファンで、歴といえば4~5年ほどでしょうか。

 

ということで今回、

お話することはアロマを選ぶ際に失敗しないコツを皆さんにお伝えしたいと思っています。

 

 

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精油とアロマオイルとの違い

 

さあ、いきなり ちょっと「ん?」と思うような見出しですが、、、

 

まず、皆さんにお話したいことは、

「あなたが手にしているそのアロマオイル本物ですか?」ということです。

 

 

厳密に言うと、アロマオイルという言葉自体ちょっと違っていて、ヒーリング療法として正式に認められているアロマテラピーを行う際に使うものを、精油もしくはエッセンシャルオイルと呼んでいます。

 

そんな細かい言い方なんて・・ 

 

と思うしれませんが、

 

呼び方が違うだけで内容物自体が違いますよ

 

 

といえば「なーにー!?(゜_゜)」 となりませんか?笑

 

まずは両者の違いを知っておきましょう。

 

【精油とアロマオイルの違う点】

  • 精油(エッセンシャルオイル)⇒100%天然純度で植物から採れる芳香成分を指します。
  • アロアオイル⇒香料をアルコールや界面活性剤などで薄めたり加工したりして作ったものを指します。

 

つまりアロマオイルとは本物の精油に似せて、コストを安く済ませて作ったものなんです。

中には粗悪で原物とだいぶかけ離れた物もたくさん出回っています。

 

アロマにせっかく興味を持っていただいた皆さんが最初に香りを嗅ぐのなら、

是非本物の精油を嗅いで好きか嫌いか判断して欲しいと強く思います。

 

粗悪な偽物を嗅いだせいで誤解してしまうのは本当に残念なことです(/_;)

 

 

通常、精油とは 安い物でも10mlで1000円前後します。

中には希少な物もあるので、そうなると5000円、10000円を超える物もあります。

 

そんなに安くは売っていないんですよね。

また、精油は消耗品であり、消費期限もあります。使用頻度が多かったり、大量に使えば一ヶ月ほどでなくなることもあるでしょう。

 

アロマを始める上でどうしてもランニングコストがそこそこかかってしまう。

 

 

ここがちょっと悩ましいところでもあるんですよね。。(゜_゜)

 

一方、いわゆるアロマオイルと呼ばれる人工加工物は100円均一なんかでよく売られています。

 

 

こう比べるとだいぶお得に感じますよねえ。

以前、私も色々なオイルを安く集めようと100円均一の物を買い込んだことがあったのですが、ふたを開けてみれば香りの質も匂いの強度も本物の精油とはずいぶん違っていました。

 

なんというか同じ香りでも、アロマオイルの方は科学的でトイレの芳香剤のように主張が強すぎですね。

 

 

アロマの良いところはオーガニックな自然の香りを生活の中に感じられることであるのに、「なんか、人工的で飽きる香りだな~」と感じました。

 

あらかじめ本物の精油の匂いをよく知っていれば、人工アロマオイルを嗅いだ際も違いに気づけると思いますが、何も知らず初めてその匂いを嗅いだらそれが本物だと思いこんでしまいますよね。

 

そして「な~んだ、こんなものか」と興味を無くしてしまっては、本当に残念に思います。

 

なので、初めて香りをテイスティングして購入する際は、

ケチらず是非純度100%本物の精油にしてくださいね(^O^)

 

では、次の項から 精油と人工アロマオイルとの違いについてさらに掘り下げてお話します。

 

精油とアロマオイルの見極め方

 

精油(エッセンシャルオイル)はアロマショップに行けば購入出来ます。

有名どころで言えば、生活の木やAroma Bloom などですね、国内でも最大手の会社で店舗数も多いのでまず間違いないでしょう。

もちろんこういったショップで扱っているのは、正真正銘純度100%の精油なのですが、近くにショップがない、もしくはネット通販で購入したいという方もいるかもしれませんね。

ネット通販の利点はショップよりもたくさんのメーカーの物を買えるのでより安い精油を買えることです。

しかし、何も気にせず買うと当然、粗悪品を購入してしまうリスクもあります。

 

本物を見分ける判断基準としてまず、注目してもらいたいのが裏面のラベルです。

正式な精油の場合、たいていラベルの記載は植物の科名、原産地、精油の抽出部位、抽出方法こういったことが書かれています。

一方、人工アロマオイルの場合、界面活性剤、エタノール、香料など 思いっきりシャンプーのラベルの表記などと同じような書き方をしているのですぐにわかります。

よって、正しい精油の選び方とは値段が10ml 1000円前後であり(5mlなら500円)、かつ裏面ラベルの表記にしっかりとその精油のことを記しているかという二点にさえ気をつければきちんとした精油にたどり着けるはずです(*^_^*)

 

そしてあと、もう一つ覚えてもらいたいことがあります。

精油の中でも品名の隣に~%などと書いてある物があります。

こういうものに関しては希少価値の高い高価な精油をオイルなどで薄めて、一般に購入しやすい価格で販売しているんです。

 

具体例: 「メリッサ 3%」

 

この場合はメリッサの芳香成分が3%だけ入っていますよ ということです。

特にラベルにもどのように薄めたなどの記載もなく、他の精油と同じような書き方をしていたりするので、価格差の違いに混乱することが考えられます。

上のメリッサの場合、5mlの3%で1000円でした。ちょっと割高。

これが100%純正の物となると3mlゃ5mlで3000円近くまで値上がりします。あんま割高の精油だと気軽にドバドバ使うこともちょっとためらいますね。。

当然、薄めている物は純度100%の香りと比べるとやはり薄く感じるのですが、そんな時はちょっと気持ち多めに垂らして使用すればしっかりと香ってくれますよ。

濃度によって価格が変わることもあるということを頭の片隅に覚えておくと精油選びがわかってきます(^^)

 

 

精油とアロマオイルとでは効能も違う

 

また、天然の精油と人工のアロマオイルとでは人体に及ぼす効能の面でも違いがあります。

良い香りを嗅いで良い気分になるという点では両者は同じなのかもしれませんが、人工アロマオイルの場合はそれだけです。香りを嗅ぐためだけの物と覚えておきましょう。

一方、精油については身体の恒常性(こうじょうせい)に役立つと言われています。

向上性とは、体内や環境に関わらず体内環境を一定の範囲で維持する仕組みのす。つまり健康の維持ということです。

以下、精油の持つ作用を一覧にしましたのでご覧ください。

 

【心身への作用】

  • 強壮(きょうそう)作用(さよう)・・心身の各部や全身に働きかけ、それぞれの機能を活性化・強化する作用。
  • 去(きょ)痰(たん)作用(さよう)・・タンをきり、タンを出しやすくする作用。
  • 消化促進・食欲増進作用・・胃腸の働きを活発にして消化を促進したり、食欲を増進させたりする作用。
  • 鎮静(ちんせい)作用(さよう)・・神経系の働きを鎮めて、心身の働きをリラックスさせる作用。
  • 鎮痛(ちんつう)作用(さよう)・・身体の痛みを和らげる作用。
  • ホルモン調整作用・・ホルモンの分泌を調整する作用。
  • 免疫(めんえき)賦活(ふかつ)作用(さよう)・・免疫の働きを強めて、活性化する作用
  • 利尿作用・・尿の排泄を促進する作用。

 

【皮膚への作用】

  • 収れん作用・・皮膚を引き締める作用。
  • 保湿作用・・皮膚の潤いを保って乾燥を防ぐ作用。

 

この他にも菌や虫、ウイルス、細菌、カビなどに対し、抗菌作用、虫よけ作用、抗ウイルス作用、殺菌作用、抗(こう)真(しん)菌(きん)作用などがあるとも言われています。

 

アロマテラピーは予防医学とも呼ばれていて病気を未然に防ぐことに役立ったり、人が本来持っている自然(しぜん)治癒力(ちゆりょく)を引き出すとも言われているんです。

その歴史もとても古く古代エジプトやローマ、中世ヨーロッパから近代、現代までと各時代有名な研究者や医者、学者達に研究、実用されてきた背景があります。

 

まずはお気に入りの一本を探してみよう

 

さあ、ここまで精油とアロマオイルの違いと見極め方について話してきました。

 

もう一度まとめると、

 

  • 100%天然の植物から採れた精油(エッセンシャルオイル)と、人工のアロマオイルとでは内容物自体が違うので当然香りの質も違う。
  • 裏面のラベルに科名、原産地、抽出部位、抽出方法などと記載されている物は精油(エッセンシャルオイル)で、界面活性剤、エタノール、香料などと書かれている場合はアロマオイルである。
  • 価格も精油の場合10ml、1000円前後が多く、希少種のものになるとさらに高額。一方、アロマオイルの場合は100円均一で売っていたりと相場より極端に安い場合が多い。
  • 精油には心身に働きかける良い効能が期待できるが、アロマオイルは純粋に香りを楽しむためだけのものである。

 

です。

 

 

これで、必要な知識も揃ったので、

あとは香りをテイスティングし気に入ったものを選ぶのみです!

 

ただし、精油は値段が高いですし開封後は徐々に酸化していくので使用期限もあります(基本的には1年、ただし柑橘(かんきつ)系(けい)の場合なら半年)

 

実は本当にその精油が気にいるかどうかはショップでちょっとテイスティングしただけじゃわからいもので、自分の日常生活の一部に自然と溶け込んだ時こそ、初めて使用価値があると私は思っています。

私も初心者の頃、ショップでテイスティングしなんとなく気に入った精油を片っ端から10本書いました(合計1万円)

 

 

でも結局、きちんと使用した物はその中でも1、2本で、あとはほぼ使わず使用期限が来て処分というもったいない思い出があります(´;ω;`)

 

なので皆さんは焦らず 

「あ、これ本当に好きだな~」と思った香りをまずは一本買ってみてそれを実生活に慣れるまで使ってみてください♫

 

 

いざ、インテリアとして使ってみるとまた違った雰囲気なんですよね。

 

その時々の気分ってありますからね。

もちろんそれのみで満足するなら全然良いし、

それで他の物も欲しいと思ったのならその時また1本購入してみることをオススメします。

 

 

私はこれが無駄遣いせず、精油を賢く購入・消費する方法だと思います(^o^)

素敵な精油を見つけて皆さんの生活がより潤うことを応援しています。

 

 

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