こんにちは、ハンドメイドが趣味のあさです。
手作りって暖かみがあってとっても素敵ですよね。
中でも編み物は愛情が込められているような感じがしてホッとします。
だけど私は昔から編み物はなんだか苦手で、挑戦してみてもいつも途中で飽きてしまい、完成したことがほとんどありませんでした。(だいたい鍋敷きになる)
熱しやすく冷めやすい私は編み物のようなコツコツ続ける作業は無理だと思っていたんです。
でもある時を境に急にコツを掴み、ついにはセレモニードレスという大物まで作り上げることが出来るようになっちゃいました!
そんな編み物が苦手だった私が、セレモニードレスを作れるようになったワケをお話ししたいと思います。
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そもそもなぜ編み物を始めたのか
祖母や母がとても編み物上手で、
毎年冬になると毛糸や針や作り上げた作品に囲まれて育ったので、自然と編み物をして遊ぶようになりました。
でも祖母たちはベテランすぎて、編み図も何も見ずに編んでいました。
でも、初心者がいきなりそれでは作品なんて作れませんよね。
結局毎年見よう見まねで編んでみるものの「なんだこりゃ」というものが出来上がってしまい、なんとなーく私は編み物はできない人なんだなと思うようになりました。
月日は流れ、、、
ある日妊娠が発覚しました。
そしたら自宅安静を命じられ早めに産休に入ることになり、すっごく暇になってしまったんです。
出産時期は冬。
妊婦は身体を冷やしちゃいけないなんていいますよね。
しかも安静にしなくてはいけなかったので出かけることが出来ませんでした。
そこで、暖かくてあまり動かずに出来る暇つぶし何かないかな…?
と考えた時に浮かんだのが編み物で赤ちゃんのものを編むことでした。
まず最初にやってみたこと
まずはテンションの上がる可愛い道具を揃えようと思いました!
もちろんかわいい編み図の本からです!
赤ちゃん用の小物ということで、私はかぎ編みを選びました。
そして練習用に100均でベビー用の糸を選び、それに合わせた号数のかぎ針も買いました。
最近はグリップ付きの持ちやすいかぎ針も100均でかわいいものが売ってたり…!
パステルカラーで号数によって色が違うためこの時点で既に「この色合わせがかわいい〜!全部揃えたい〜!」とテンションが上がっちゃいました。
こういう形から入るのもいいですよね。
これがセレモニードレスを編めた1つ目の理由です。
まずは小さな帽子から
まず最初はベビー用の帽子を作りました。
クマの耳がついた透し模様のキャップです。
途中で2回くらい、なぜか帽子のフォルムにならずほどいてやり直しました…
やり直しているときは「やっぱり私は編み物とか無理かも…」と自信喪失してしまいました。
でも完成すると嬉しくてそんなことも忘れてしまいましたね。
最初は特に、
作ったものを周りに褒めてもらうって大事だと思います。
今の時代はSNSなどで褒めてもらうことも出来ますので、モチベーションを保つためにもせっかく作った作品は誰かに見てもらうと良いですよ。
これが2つ目の理由です。
いよいよセレモニードレスを編む!
せっかく時間がたっぷりあるから、、、
大物にも挑戦したい!と思ったとき、私はその後帽子を3種類ほど編み上げ、自信をつけていました。
セレモニードレスは売っているものも見ましたがなんだかピンと来ず…。
「それならあの本に載っていたセレモニードレスが可愛かったな〜」
「よし、編んでみるか!」となったのです。
今まで作ってきた帽子と違って、
セレモニードレスは付属品がたくさんあります。
個人的にボンネットは赤ちゃんらしいのがたまらなくて欠かせないアイテムで、ミトンは余裕があったら編もうかなという感じでした。(ミトンは結局やめました。)
本体自体も縫い合わせるまでは部分ごとに編んでいくので、襟を編んだら、前身頃左、後ろ身頃、前身頃右、袖×2とパーツがたくさんでした。
一見するとたくさんの種類を編まないといけなくて大変そう…と思えますが、
やはり単調な作業が続くと飽きてしまいますし、「本当に合ってるのかな」とか「ちゃんと完成できるのかな」とか不安になってきちゃいます。
でもパーツ毎に分かれていることで、「前身頃まで完成した!」とか「あとは袖だけだ!」というように達成感を味わいながら編むことが出来ました!
これが3つ目の理由です。
もちろんブランケットのような単純作業を繰り返した方が好きな人もいると思いますが、私のような飽き性で早く成果を出したい人には、かえってこういう複雑な編み図の方が向いているかもしれませんよ。
途中で挫けそうになったとき
とはいえ、やはり途中で飽きてしまった時期もあります。
セレモニードレスでいうと、後ろ身頃は前身頃の倍の面積をただひたすら編み続けなければいけないので、私は案の定飽きました。
でもそうなったとき、自分のためでなく赤ちゃんのために「ハレの日を飾るセレモニードレスだからちゃんと作ってあげたい!」と思い、編み続けることができました。
また、産まれるまでに完成させなきゃいけないというタイムリミットも良かったのかもしれません。
この日までにこういうものを完成させて、この時に使う!
と明確な目標とイメージがあると、挫けにくいんじゃないかなと思います。
これが4つ目の理由です。
ただタイムリミットや完成形のイメージに縛られすぎると編んでて楽しくなくなっちゃうと思うので、あくまでも理想として頭の片隅に入れておいてください。
私も後ろ身頃に飽きてしまったときは、
パン作りという別の趣味に打ち込んで、気が済んだところで編み物に戻って来れましたよ。
お仕事でない限り、「とにかく楽しく!」がハンドメイドの基本です♩
まとめ
1 テンションが上がる道具を揃える
2 周りに褒めてもらってモチベーションUP
3 少しずつ達成感を味わえる作り方のものを
4 タイムリミットや完成した後に使っているイメージを思い浮かべる
時間はかかりましたが、
完成したときには編み物に対してすごく自信がつきました!
イメージしていた通り、
退院やお宮参りで赤ちゃんに着せて写真を撮って、たくさん褒めてもらいました。笑
とってもいい思い出になりましたよ。
セレモニードレスに限らず、
手作りのものって作っている間のこともとっても思い出に残りますよね。
編み物は時間がかかる分、思い出や思入れがたくさん詰まった作品になるので、これからもひと針ひと針楽しい気持ちで編んでいけたらと思っています。
編み物での大作、是非挑戦してみてくださいね。
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